2011年1月25日火曜日

科挙


隋代(581- 619年)
煬帝の時、劉焯(りゅうしゃく)・劉炫(りゅうげん)の二劉が出、費甝の尚書義疏を取りあげたり、南学系の注に義疏を作ったりして南北の儒学を総合した。劉焯の五経述義、劉炫の春秋述義』『尚書述義』『毛詩述義は唐の五経正義の底本となった。
また隋の文帝がはじめて科挙を行ったことを挙げなければならない。従来の貴族の子弟が官吏となる体制から試験によって官吏が選ばれるようになった。これにより儒学者がその知識をもって官吏となる道が広がったのである。

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